あけくれこがれて 見た夢さめて
    けさは夢やら うつつやら
 
浅い眠りに 按摩の膝が
   当るところに ある急所
 
逢ふた夢みて 笑ふてさめる
   あたり見まわし 涙ぐむ
 
あなたにも ちょっと言えない いい夢でした
ぽんとたたいた 帯の音
 
来なきゃ来ないで つく諦らめも
  なまじこの頃 夢で来る
 
泣いた拍子に 覚めたが口惜し
   夢と知たら 泣かぬのに
 
主はいまごろさめてか 寝てか
   思い出してか 忘れてか
 
主の来ぬ夜は 早や寝て夢に
  逢ふて 思ひを晴したや
 
夢でなりとも 逢いたいものよ
   夢じゃ浮名は 立ちはせぬ
 
夢に見てさへ 恋しいものを
   逢つて手をとりや 尚の事
 
夢の夢まで 忘れぬ主を
   夢と思へと 無理な親
 
よその夢見る 浮気な主に
  貸して口惜しい 膝枕
  






































































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