逢える日が 間遠くなりし 近頃は
 君が想いは 遥かなりしか
ときめきが 薄れし日々の 秋風よ
 夢見る春は 遠くなりけり
めくるめく 恋の焔に 身を焼きて
 命果てても 悔い無きものを
こごえたる 心の中の 冷たさよ
 春の日差しを 待てど空しき
銀杏の 落実ありて 見上げれば
 葉陰こぼれし 秋の日ざしよ
何故に 心虚しく 涙する
  眠れぬ夜の 心切なく
秋の夜の 震える肩を 我が腕で
   抱きしめ想う 君が温もり
幾夜の 月眺むれば 逢えるかと
指折り数え 君待つ窓辺
声聞けど 温もりなきて 我が胸は
 秋の夜長に 独り暮れなむ
見上げれば 空に輝く 月ひとつ
 何を憂いて 朧なるかな
冴え渡る 秋の夜空の 月さえも
 君の笑顔に 観えし切なさ
月の夜を 二人歩いた あの夜は
 今は遥かな 時の彼方に
切なさに 心憂いて 見上げれば
  夜空にひとつ 朧なる月
糸紡ぎ 織り成す綾も 色あせて
   輝き薄れ 思い虚しく
秋の夜の 空に輝く 十三夜
  朧に煙る 蒼き月かな






































































SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送