汐の香に 包まれ歩く 遊歩道 遥か沖往く 船影遠く |
暗闇を 明るく燈し 灯台も 我が恋路を 照らすこと無き |
悩めども 果て無き闇は 尽きもせず しがらみ強く あがき虚しき |
夢見れど 幻影遠く 遥かなり つかめぬ幸せ 虚しき今宵 |
限りなく 続く悩みに 疲れ果て 明かり求めて さ迷い歩く |
明日こそは 笑顔で過ごす 日々有りと 信じて強く 大地踏みしめ |
忘れ去り すがれる胸が 有るならば 千里の道も 駆け抜けるものを |
励ましの 言葉も空しく 空回り 強き腕を ただ求めしを |
熱き肌 君のみ胸に 抱かれて 温もり伝え 想いを伝え |
空にある 月も独りみ 十五夜の すすきの陰に 虫の音辛く |
寄り添いて 眺める月も 朧月 そっと雲間に 隠れしものを |
秋風に 虫の音冴えて 雲間月 片寄せ歩く 宵待ち月 |
秋風に 君想もえども 姿無く 夜空の月に 熱き想いを |
君追えど 時の彼方に 旅立ちて 面影淡く 想いは深く |
街路樹の 木々の色づき 秋来たり 銀杏落ちる 四季の味わい |
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