踏まれても 耐えて生き抜く 道端の
名も無き花よ 愛おしきかな |
過ぎ往きし 君の背な見て 涙ぐみ そっとつぶやく 切なき心 |
しみじみと 秋の夜長に 君想い 独り寝淋し 夢のしじまに |
星空の 瞬き眺め 今宵又
遥か銀河に 夢はせしかな |
今宵又 時の流れに 流されて 独り棹差す 浮世の川に |
眺むれば 色づく木の葉 儚げで 命終わりと 力の限り |
枯れ葉舞う 秋の夕暮れ 侘しげで 微笑む顔に 涙一筋 |
夢追いて 夢につぶれし 我が想い いつか花咲く 時を信じつ |
夢追えど 望み遥かに 空の果て
何時か渡らん 虹の掛け橋 |
誰しもが 心に砂漠 抱きつつ オアシス求め さすらう旅路 |
ずるい人 なぜか惹かれる 恋心 辛き逢瀬に 今宵も涙 |
埋もれし 情念萌ゆる 冬の街 熱き腕に 我が身ゆだねん |
凍りつく 心溶かせし 君が愛 胸に染み入り 雪解け迎え |
この身をば 抱きし胸に 身を任せ たゆとう刻の 願い叶わん |
求めつつ 得られぬ夢の 儚さよ 星に願いを 今宵も託し |
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