ささやかな 想い届かぬ 空の果て
  君は知らずに 今宵も過ぎし
何時の日か わすれな草の 花のよに
  色あせ枯れて 往く身切なき
散り往きし 命儚く 野辺の花
    夢も消え往き 香りも薄れ
夢一夜 儚き思い 敗れ去り
  心乱れて 涙に暮れん
耐え忍び 待ち続けても 空しさに
  破れし心 宵待ち草よ
明け染めし 朝の光に 虚ろなる
  我が身哀しき 秋風染みて
暗き夜 独りたたずむ 寂しさに
  見上げる空に 月も朧に
ろうそくの 灯りほのかに 瞬きて
  揺らぐ光に 面影探し
独り立つ 秋の寒さが 身に染みて
  眺むる月も 雲に隠れし
わが胸は 何を求めて 彷徨いし
  鬱と躁との 狭間を揺らぐ
帰り来ぬ 時の彼方に 君去りて
 想い出だけが 夢に出でしを
雷鳴の 轟き渡る 闇の中
 光求めて 我独り行く
木漏れ日の 優しきぬくもり 身に浴びつ
  たゆとう時を 静かに待たん
宵闇に 紛れ彷徨う ボヘミアン
  何を求めて 独り流離う
流されて 流れ行く先 空の果て
 白き浮雲  ポカリと浮かび

































































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