声限り 叫べど虚し はぐれ雲
  たゆとう岬 いずくの果てに
見えれども 心信じて 騙されて
  夢見ることを われに課さんと
秋空に ポカリ浮かんだ 白雲に
  心飛ばして ひと時眠らん
心決め 別れの朝を 迎えしを
   君は知らずや 秋の夜長か
君思い 便り来ぬ夜の 切なさよ
  想い溢れて 涙溢ふるる
懐かしむ 故郷無きし 寂しさよ
  住みし仮屋(かりおく) 対の宿なり
滲みたる 涙こらえて 見上げれば
  瞬き光る 明けの明星
揺らぎ往く 心哀しき 秋の日に
  月の輝き 我愛おしむ
冴え渡る 月の光に 洗われし
  虚しき浮世 耐えつつ生きん
縋りたい 心弱さに 恨み言
  蝕む心 夢と消え往く
優しさが 心染み入る 秋の風
  人肌恋し 眠れぬ夜は
言の葉を 幾夜かみ締め 夢に見る
  遥彼方の 愛しき君よ
竿させど 進まぬ舟の もどかしさ
  流るるままに 往きし定めよ
冴え渡る 月の光の 冷たさに
  我が身抱きて 独り絶えなん
夢見れど 願いかなわぬ この世なら
  何故に夢など 見せたもうのか

































































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