運搬

 傷病者を動かしたり,運んだりすることは,どんな場合にもある程度の危険
 伴います。
 どんなに慎重に運んでも,必す傷病者に動揺を与えることになるからです。
 傷病者の運搬は,非常に重要です。運搬を誤って悪い結果になることが多い
 ので,正しい方法で運搬することが必要です。

 運搬の準備・確認

 傷病者を運搬するときは,次の準備と確認が重要です

傷病者に対する手当は完了したか。
傷病者をどのような体位で運ぶか。
保温は適切か。
担架(応用担架でもよい)は適切につくられているか。
人数と役割はよいか。
運搬先と経路は確かめたか。

 1人で運ぶ方法

  傷病者が子供や体重の軽い人なら図1のようにして運ぶことができます。
  ただし,骨折などの時はこの方法ではいけません。
両膝を引き寄せてかかえこみ,手首をしっかりつかんで安定させます。
意識のない傷病者など,とりあえず危険な場所から離れたところへ移す時に
  役立ちます。
  傷病者の頭側から肩の下に手を入れ上体を起こし,両わきの下から手を入れて,
  傷病者の前腕をつかみます。
  傷病者のおしりの部分を床から上げるようにして引っ張ります。

運搬  

傷病者を動かしたり,運んだりすることは,どんな場合にもある程度の危険を伴います。
どんなに慎重に運んでも,必す傷病者に動揺を与えることになるからです。  
傷病者の運搬は,非常に重要です。
運搬を誤って悪い結果になることが多いので,正しい方法で運搬することが必要です。
運搬の準備・確認 傷病者を運搬するときは,次の準備と確認が重要です
傷病者に対する手当は完了したか。
傷病者をどのような体位で運ぶか。
保温は適切か。
担架(応用担架でもよい)は適切につくられているか。
人数と役割はよいか。
運搬先と経路は確かめたか。






































































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