炎天下に長い時間さらされたり,高熱の環境下で働いたりした場合, 倒れることがあります。 |
★炎天下に長い時間さらされたり,直射日光下で重労働や運動をしたときなどに起きます。顔色が赤くなり,皮膚が熱く乾き体温が高くなるのが特徴です。
手当 |
★風通しのよい涼しいところへ運び,衣服をゆるめ,水平または上半身をやや |
★意識がないときは,気道確保の体位をとらせ,場合によっては人工呼吸等の 手当をします。 |
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★意識があり,吐き気,けいれん等がなければ,冷たい水で全身の皮膚をふい たり水枕で頭を冷したりします。 |
★また,高温の環境下では,次のような場合もあるので注意しましょう。
手当 |
★熱がなく皮膚が冷たい等,ショックの状態の場合は,冷すことなく保温します。 |
★顔色が蒼白で脈が弱いときは,足を高くした体位にします。 | |
★意識がないときは,気遣確保(P15〜参照)の体位をとらせ,場合によっては 人工呼吸等の手当をします。 |
★いずれにしても,安静にして医療機関に運ぶことが大切です。
脳に行く血液の流れが一時的に少なくなることから起こります。めまいがして,目の前が真っ暗になって倒れます。
手当 |
★歩いているときに起こったら,その場にしゃがみ頭を少し下げるとよくなることが |
★めまいが起きそうになったら,すぐに横になります。 | |
★衣服をゆるめ,毛布などで保温します。 | |
★症状が長引くときは医師の診療を受けましょう。 | |
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