炎天下等で倒れたら

 炎天下に長い時間さらされたり,高熱の環境下で働いたりした場合,
 倒れることがあります。

 炎天下で倒れたら

炎天下に長い時間さらされたり,直射日光下で重労働や運動をしたときなどに起きます。顔色が赤くなり,皮膚が熱く乾き体温が高くなるのが特徴です。

 脈は早く大きくなり,頭痛,めまい,吐き気などがみられ,ひどいときには意識を失うことがあります。
手当

風通しのよい涼しいところへ運び,衣服をゆるめ,水平または上半身をやや
  高めに寝かせます。

意識がないときは,気道確保の体位をとらせ,場合によっては人工呼吸等の
  手当をします。
意識があり,吐き気,けいれん等がなければ,冷たい水で全身の皮膚をふい
  たり水枕で頭を冷したりします。

また,高温の環境下では,次のような場合もあるので注意しましょう。

 顔色が蒼白になり,皮膚が汗でべとべとになり脈は弱く早くなるなどショック症状があらわれ,ひどいときには意識を失うことがあります。
手当

熱がなく皮膚が冷たい等,ショックの状態の場合は,冷すことなく保温します。

顔色が蒼白で脈が弱いときは,足を高くした体位にします。
意識がないときは,気遣確保(P15〜参照)の体位をとらせ,場合によっては
  人工呼吸等の手当をします。 

いずれにしても,安静にして医療機関に運ぶことが大切です。

 


 脳貧血(立ちくらみ)

 脳に行く血液の流れが一時的に少なくなることから起こります。めまいがして,目の前が真っ暗になって倒れます。

手当

歩いているときに起こったら,その場にしゃがみ頭を少し下げるとよくなることが
  あります。

めまいが起きそうになったら,すぐに横になります。
衣服をゆるめ,毛布などで保温します。
症状が長引くときは医師の診療を受けましょう。

 







































































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