倒れている人を発見したら(心肺蘇生法)
倒れている人(傷病者)を発見したら,まず周囲の状況をよく調べます。
それ以降,救急隊や医師に引き継ぐまでの手当等の手順は下のフローチャートとおりです。
周囲の状況が悪いときは,救助者自身および患者の安全のため,適切な場所への避難を優先します。もし傷病者に近づけないときは,
消防(119番)に連絡
します。
周囲の状況と傷病者の全身の観察
周囲の観察
手当
判断
大出血等の確認
胸部・上腹部の動きを見る
呼吸音を聞く
頬で呼吸を感じる
意識の確認
(声をかける,肩をたたく)
(大声で助けを呼ぶ)
意識ない
→ → → → →
協力者を求める
気道確保
(嘔吐・窒息に注意)
呼吸の確認
意識不明者の体位
吹き込みに抵抗あり
呼吸なし
呼吸あり
異物除去
人工呼吸
吹き込みに抵抗なし
脈拍の確認
(頚動脈に触れる)
脈なし
脈あり
心(臓)マッサージと人工呼吸
人工呼吸
医療機関
※心肺蘇生法とは,気道確保・人工呼吸・心(臓)マッサージを組み合わせたものです。
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