まさかの時のために

 家庭では次のような薬品や器具を備えておくようにしましょう。
 しかし,自己判断で薬品を使用すると傷病を悪化させたり,診療や治療の
 妨げになることがあるので,急を要する時も,医師の指示に従い,注意書
 を良く読んで使用しましょう。

 救急箱に備えておくもの

  用  途 品  名 備    考
器 材 救急箱 プラスチックの箱,空き缶など 市販のものでなくても,ピッタリしまるもの
傷の保護 三角巾 大きいもの
ガーゼ 正方形と四つ切りの二種類
包帯 4号,5号,(伸縮包帯だと巻きやすい)
脱脂綿  
ばんそうこう 古くなるとつかなくなるので時々交換
外傷の処置 はさみ,ピンセット,毛抜き,綿棒 じかに傷にふれるときは,先を消毒用アルコールに浸すか炎で焼いて消毒して使用
検温 体温計 JIS規格のもの
記録 ボールペン,メモ紙  
薬 品 傷口の消毒 消毒液 綿棒を使って傷のまわりにぬる
手,指,器具の消毒 アルコールなど 70%アルコールが最も殺菌力をもつ
湿布,日焼け,虫さされ,うがい 重曹 水で2%にといてうがいを。日焼けの時は湿布をします。虫にさされた時は水でどろどろにねってつけます。

皮膚の保護

ワセリン,オリーブ油

 
内用薬は医師と相談のうえ準備し,指示に従って使うようにしましょう。
かかりつけの医師,病院,薬局などの電話番号を救急箱に貼っておくと便利です。
救急箱は家族全員にわかり,かつ子供の手の届かない位置で,直射日光のあたらない,湿気の少ない所に置いて下さい。
一年に一度は日を決めて,内容の点検をしましょう。
車には,毛布,ビニールシートなどを入れておきましょう。傷病者を寝かしたり,保温する際に役立ち,担架の代用に使えます。

 

 救急時の電話のかけ方

局番なしの119番に電話をかけます。
「救急です」。
 つながったら救急であることを告げます。
「○区○丁目○○番地○○です」または,「○区○町交差点です」。
 できるだけ正確な位置を伝えます。
「だれが」「いつ」「どこで(風呂場で,横断歩道で)」「どういうふうにして」「どうなった」
 詳しい状況を伝えます。
傷病者が多い時は,人数も忘れずに伝えます。
傷病者に施した応急手当を報告し,次に何をしたらよいか注意事項を聞きます。
自宅からの場合は目標物を告げます。
目標物まで,必ず誰かが出迎えて救急車を誘導します。(夜間は懐中電灯などの光で合図するとよい)。

 

























































































































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